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家づくりブログ

多分、みんな誤解している「建築家」に関する2つの事

家づくりを考えた時に

・好みの家にしたい!

・できたらこだわって建てたい!

・人と同じような家はイヤ!

 

という人が多いのではないでしょうか?

家は個人と一緒で “ 個性  ” の出るものです。

住宅展示場や工務店の見学会などを見に行ったり

建売りを見たりしながら

「なかなか自分が思ったような家を建ててくれるところはない・・・」

そう思う人も多いようです。

 

そんな人はきっと、「設計士」「建築家」「建築士」「設計事務所」言い方は色々ですが、

設計だけを別で依頼することで好みの家ができるんじゃないか!?と

調べたりしているんじゃないでしょうか。

ここでは「建築家」と呼ぶことにして。

皆さんの建築家に対するイメージは

 

1.ゆとりのある人が依頼する特別な家

2.設計料だけ余分にかかる

 

そう思っていませんか?

皆さん、誤解してるところです。

 

その2つは間違っています。

設計士のデザイン通りに建てないといけないんじゃないか?とか

話しにくそう・・・なんて感じている人も少なくないようです。

 

とにかく、上記の2つが違うなら依頼したい、頼みたい!と思う人も多いと思うのです。

 

この2つの誤解がどうして起こるのか理由もあります。

1の特別感は、今まで見て来た建築家の家が高そうだからです。

デザインにこだわり、空間を見ただけで「他と違う!」と思うから。

それだけデザインにこだわり、材料にこだわるからそう見えますが

材料は高い物を選べば高くなりますが

安い材料を選べば安くても同じようにこだわりの空間はできるんです。

 

素敵に見える=高そう

イメージです。

実際は安価な材料を上手に使う事で

逆に安くできる場合だってあります。

 

材料はピンキリ

ここで、材料の話になったので少しそれますが付け加えると・・・

材料には金額がありますよね。

100均でも最近タイルなど売っていますが安価なタイルを選んだ場合と

1枚〇〇〇〇円などとこだわったタイルを使ったら

同じ面積の壁に貼ったら金額は大きく変わります。

 

そうです。

高くなるのは材料の素材や種類によって変わるだけ

選ぶ材料を安価でも質感や機能、色合いなど選べば高くなるわけではないです。

安い服でも上手に着こなすのと同じです。

建築家はセンスよく服を着こなす人です。

 

 

 

そのセンスを買っていると言っても良いと思います。

もちろん、建築の知識があるというのは当たり前ですけどね。

 

結論は

建築家に依頼しても高くなるわけではないという事です。

 

もう一つ、建築家の特別感がある理由

それは

土地がないと依頼できないと思っている事

 

 

 

もちろん、土地がないと設計の依頼ができないですよね?

そこで、土地だけ先に買うため「土地探し」をします。

予算も自分で立てて、収まるような金額の土地をさがすわけです。

 

で、見つかって・・・現金で買う!?

しないですよね?ほとんどの方はそれを住宅ローンで用意します。

そこで、銀行に行くわけです。

 

「土地を買いたいのでローン貸して下さい!」

そうすると、銀行の担当者は言います。

「工務店との契約書と計画予定のプラン図を出して下さい!」

「・・・・」

そう、この時はないんです。

土地金額を住宅ローンで借りようとしたら

「施工契約書」と「プラン図」が必要で、それがこの時点では用意できていない

持ってないし、依頼してないし、すぐ用意出来ない。

 

仕方なく、土地+建物で売っているメーカーや工務店の条件付きを買うか

建っている家を買う

土地と建物がセットなら住宅ローンが使えるからです。

 

 

そこで思います。

「土地を持っている人か、現金で土地を買える人しか無理なんだ」と。

 

建築家が高級な、特別な、デザイン性の高いイメージがある

自分たちには無理なんだろう・・・って思っている人が多いのは

できないと思っているからです。

 

本当はできる方法があるのに知らないだけでなんです。

 

もう一つの誤解は、

設計料が余分にかかる!と思っている事。

それも、高いと思うイメージの中に入っていますよね。

建物の1割くらいと考えると、2000万の建物で200万くらい

確かに高いです。

 

でも、これも理由を知らずにそう思い込んでいるだけです。

 

工務店やメーカーの見積もりに「設計料」という文字はありません。

でも、材料の中や諸経費に混ざっているだけで

実際はかかっています。

 

だって、どちらも設計する人はいるので人件費がかかっているわけですし

建てるために提出しないといけない公的書類の費用も必ずかかっています。

 

タダでサービスでやってるわけではなく

ないみたいに見えるだけ。

 

別に多くかかるのではなく、別々に払うだけです。

設計と施工が別れれている事で

内訳が明確になって透明性もでます。

建築家がチェックしてくれることで費用が適正か?もわかりますし

建築中も設計通り建っているか確認もしてくれます。

 

建築家に設計をたのむことは

自分の好みの家を設計してくれて

好きな材料を使って予算を考えてセンス良くプランニングしてくれて

自分の代わりにチェックしてくれて

土地がなくてもちゃんと予算に合わせてできるんです。

 

1.ゆとりのある人が依頼する特別な家

2.設計料だけ余分にかかる

 

と言う誤解が解けたでしょうか?

それが無かったら、あなたは好みの家を建てるために

建築家に依頼したい!って思いませんか?

 

もっと大きなメリットがある

ここではホンの少しだけ話しましたが

もっともっと誤解していることや間違って理解していることがたくさんあります。

知らない事も多いです。

設計料の話ももっと詳しくしたいのですが

次回にします。

設計料を別に支払う事で、とっても大きなメリットがあるんです。

 

建築家との家づくりは

その人それぞれの好みや素材を使って

プロの空間デザインをしてもらう事で

本当に素敵な家ができます。

 

出来ない、ムリ、と思わないで

是非検討して見て欲しいと思います。

 

by tani

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