【使いやすく広く感じる玄関のポイント】
訪問者が最初に見る玄関。
少し余裕をもって広い玄関にしたいですよね。
でも、部屋ではない部分に面積を大きく取ると、部屋が狭くなるのでなかなか難しいところ。
そこで、面積を大きく取らなくても広く見えるように工夫するポイントを紹介します。
ポイント①収納を分けて作る
壁全体を収納にすると、収納量は増えます。
しかし、奥行きや玄関そのものが狭くなり、細長い空間はより狭く感じます。
そこでこの写真のように、収納を上下に分けました。
奥の壁が見えるだけで、奥行きを広く感じられ、狭さを感じなくなります。
靴は、用途や季節によっていろんな種類が必要です。
夏のサンダル、冬のブーツ、雨用のレインブーツ、冠婚葬祭用の靴。
これらを家族分用意すると、相当な量になるので、収納量はたくさん欲しいものです。
上下に分けて、その時期に使う靴を取りやすいところに入れる。
使わないものは届きにくい上部にしまう。
これで使いやすい収納の出来上がりです。
上下に分けても収納量は落とさないよう、長さを取りました。
ポイント②収納を浮かせる
もう一つは足元。
収納を下まで付けず浮かせました。
収納は見た目で圧迫感があったり重たく感じるものです。
その収納を床に付けず浮かせて設置するだけで、軽く見せる効果があります。
そして、浮かせることで床が続いて見えるので、奥行を感じ広さを感じる効果もあります。
浮いた家具の奥に間接照明などを仕込むと更に軽く感じます。
雰囲気も良くなりますね。
ポイント③外が見える窓を付ける
写真には写っていませんが、右側の明るい部分が窓になっています。
玄関横に小さな坪庭を作りました。
玄関の両サイドの壁は狭くても片側が窓で坪庭の緑が見えることで、目線が通り広さを感じます。
窓からの光も入るので、さらに広さを感じます。
家に入った玄関の雰囲気で、受ける印象が全く変わるのです。
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