【コンパクトだから使いやすいLDK】
2019-05-07|
狭小地のこの家は2階リビングにして
一番過ごす事が多いLDKを使いやすくした。
3階縦の家。
3階縦は部屋の配置や導線を
特に気を付けて作る必要がある。
1階から
階段を上がって入るリビングの扉を開けた
すぐ左手、写真右奥の木製ついたての裏側に
に洗面を設けている。
この場所は
3階の居室から階段を下りてすぐの場所でもある。
家族の朝の支度や夜の歯磨きなど
どちらからでも使いやすい場所。
敷地の幅が狭いので
LDKには高い収納を避け、
低い収納を長く配置することで
圧迫感なく収納を確保している。
ダイニングテーブルは
日常は収納の分だけ天板をのせて長さを調整し
多人数で使う時は
テーブルの場所を変えて使えるよう
自立するように施工の際、家具として作ってもらっている。
キッチンは奥様が一人で使うのでコンパクトにして
LDKの中にありながら極力、油煙が回らないように
少し囲ってテーブルに向けてカウンターを作ることで
出し入れしやすくしている。
集中してキッチンに立ちたいという
要望もあってこの形になりました。
キッチン奥のドアを開けると洗濯干し場になっていて
様々な家事を同じ時間の中でできるよう
家事導線を短くしています。
干し場のベランダは
キッチンのごみを出す場所にもなり
用途も共有することで
スペースも有効に使っている。
by谷