家じゅうどこからでも楽しめる中庭の緑【中庭を作るポイント】
リビングからの中庭の景色を楽しみたい。
お家を作るなら、こんな贅沢な悩みも叶えたいですよね。
でもせっかくなら、リビングだけでなく、家じゅう楽しめる中庭はいかがですか?
今回紹介するお家は、家のどこにいても緑を眺められる、そんな憧れの中庭を作ってみました。
こちらは堺市にある二世帯の家。
1階の玄関前の廊下です。
玄関から見える緑
左側が玄関で、玄関を入ると正面に中庭が見えます。
家に帰ってきた家族、遊びに来た友人など、玄関に来た人全員が緑を楽しめる、そんな素敵な玄関です。
バスルームから見える緑
中庭の奥に見える窓が浴室で、入浴中も中庭が楽しめます。
打合せの際に、入浴中に訪問者があったら・・・との話も出ました。
しかし夜に入浴することを考えると、その時間に訪問者が来る可能性は低いでしょう。
もしものためではなく、配置と毎日の心地よい住空間を優先しました。
廊下から見える緑
奥には寝室や収納があります。
部屋を移動する廊下に面している中庭なので、移動中にもこの中庭の緑を感じることができます。
廊下は閉鎖的な移動だけの空間ではありません。
大きな窓があることで外の空間を感じるので、開放的な効果が得られます。
階段から見える緑
手前には2階に上がる階段があります。
その階段を上り下りする途中も、窓から中庭の緑を見ることができます。
1つの窓は光を取り入れるだけでなく、緑を鑑賞できる役割も果たしています。
LDKから見える緑
高さのある木にすることで、2階のLDKからも緑が見えるように設計しました。
皆が集まり来客も訪れる空間から、緑の庭が見えるのは気持ちよいものです。
まとめ:共有できる庭
コンパクトなお庭ですが、それぞれの部屋から見えることで癒される空間になります。
その上、目線の抜け感が広さを感じることができるので、中庭がある効果はとても大きなものです。
面積を少し削って作る庭ですから、室内の広さは狭くなります。
しかし建て込んだ土地などの場合、そうした工夫は光を取り込むだけでなく生活を豊かにする効果もあります。
庭づくりのポイントをもっと知りたい方はこちら
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