【北側窓の家】明るさを取る工夫

日当たりを重視するなら、南側にメインの窓を作りたいですよね。

でも住宅が密集している場合、すぐ隣に家があり、南に窓を取るのが難しいことも。

そこで今回は、北側からしか明かりが取れないにも関わらず、とても明るい北側窓のお家を紹介します。

【日光を取り込むための工夫】

大阪市内の場合、周りが建て込んでいる地域も多く、この土地もそんな土地でした。

南側に3階建てがギリギリに建っていたため、土地だけの状態でも影になって少し暗い印象の土地。

逆に北側にあるマンションは敷地がゆったり建っていたため、建物との間にゆとりがありました。

そこで、マンション壁の反射を利用して高窓を取り、明るさを確保しました。

そして、1階は居室、2階に玄関とLDKを取った家です。

写真からもわかるように、上部に三角窓、北側に高窓を付けたことでとても明るい部屋になっています。

南がふさがっているとは思えないですよね。

窓は南と思っている人も多いですが、実際は直射日光が強いのがデメリットです。

夏は暑すぎて困ることも多く、ひさしやブラインドで避ける工夫も必要になります。

北側窓の場合は開口があれば充分明るい窓になり、逆に安定した明るさが取れます。

そして、高窓の効果も高いです。

隣り合った家からの視線も気になる窓ですが、高い所に設置した窓は、そんな視線を気にする事なく明るい光を入れやすいのです。

この家はFIX窓（開かない窓）ですが、高窓でもチェーンや電動などで開け閉めができる窓にもできます。

窓づくりの工夫についてもっと知りたい方はこちら

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