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家づくりブログ

おしゃれな家の外観を考える時のポイント

2023-07-19|

家を作るときにこだわるポイントは人それぞれ。

あなたはどんなことにこだわりますか?

特に外観は外から見たイメージになるので、インパクトがあります。

  • 屋根に庭?
  • 人を呼ぶ家
  • ログハウス風
  • ネーミング
  • 窓の配列
  • 家全体の大きな門
  • アプローチの取り方
  • アプローチにベンチ
  • 塀を決める時に
  • 来客用の駐車スペース
  • 細い庭をつくる
  • アプローチに水盤をつくる
  • 門やフェンスの位置によって違うこと

屋根に庭?

「大好きな空を見たい」
そんな要望があり、2Fの上にロフトができました。


そのロフトから外に出ることもできます。

屋根は2Fリビングの夏の暑さを軽減する効果もある草屋根。
普通の土ではなく、軽い専用の物を使い、水やりも自動です。

こんな風に屋根に出る事ができる家。
家の考え方も変わりますね。

人を呼ぶ家

ここは隠れ家的なエステサロン。
家の形だけで目に止まり、気になる家。

見える部分と見えない部分とが「どんな所だろう?」と気になるデザインです。
全体の形がその効果を感じます。

(有)ミサオケンチクラボ

ログハウス風

ログハウスは他の家とはちょっと違う。

外、内両方とも木材で、リビングには薪ストーブ。

その雰囲気が好きな人には特別な家です。

ただ壁の厚さのせいで収納が多く取れなかったり仕切りが自由にできないことも。
そのため、ログハウス風の木造住宅を選択しました。

今はこのテラスの前に薪置場があって、さらに雰囲気がいいです。

設計:桑原年弘建築設計事務所

ネーミング


80名の建築家の中から5名選んで行う設計コンペで自分に合う建築家を決めるのですが、
プレゼンテ―ションの時に必ずタイトルを付けてもらっています。

このお家のタイトルは「homebase」

アマチュアで優勝するほど野球の大好きなご主人と、大切な家族の帰りを待つ奥様がいる家。
そして、このお家を真上から見ると、野球のホームベースの形になっています。

このお家は、今の仕事を担当し始めた頃のお家。
そこまで考えてプランニングする建築家の、施主に対する愛を感じました。

設計:内田雅章建築設計事務所

窓の配列

窓は中からの景色だけでなく外から見えるデザインでもあります。
外観全体のバランスかつ、室内からの使い勝手を考え、色、数を意識して配置します。

狭小地で建てる場合は、高さを取るデザインになる事を生かして、同じ窓を連装にして縦に並べています。

設計:(株)庄司圭介アトリエ

家全体の大きな門

1Fの玄関前が駐車場は外という考え方で、そのままにしている事が多いです。

このお家は外壁に合わせてスライドするネットを設置。
外と仕切っています。


小さなお子さんがいるので危険防止になります。
また、パパが車で会社に行っている時は駐車場に設置したブランコで遊べます。

セキュリティとしても人の侵入を防いでいます。
左側にインターホンを押せるスペースだけ、ネットが空いています。

アプローチの取り方

玄関までのアプローチ。
日々使う所なので、誰もが使いやすいよう考えておきたい所。

ここは親御さんとの二世帯で、小さいお子さんのいるお家。

タイルのゆるやかなアプローチは車いすやベビーカーのためだけではありません。

自転車置場や駐車場も隣接しているので、人が歩く道として。
いつも使う所を誰もが使いやすくする。

また、防犯を考えて外とどこで仕切るか?
それもよく考えて進めたいところです。

アプローチにベンチ

家の門から入って玄関までのアプローチ。
どこからどう入るか?
あえて歩かせたり、向きを考える事で、家の雰囲気も変わります。

  • 荷物を持って帰ってカギを開ける時
  • 一緒に出掛ける家族をちょっと待つ間
  • お友達が来ててちょっと話す時

アプローチにベンチが1つあると、便利だけでなく玄関の景色が変わります。
外構をする時に一緒に作ったベンチの間接照明が足元を照らしてくれます。

塀を決める時に

境界の表示する塀(フェンス)。
種類はネット、板、スチール、れんが、ブロックなどがあります。

視線をさけるなら1.5m程あれば十分ですが、防犯を考えて1.8m程にすると基礎の費用がかかります。
視線をさけるため閉鎖的にすると、今度は風の通りが悪くなるため、風圧が気になります。


外から見ると外壁との調和、部屋から見る景色として好みもあります。

昔からある縦貼りの木の塀である大和塀。

両面から交互に板を少し重なり合うように貼るので、視線の調整、風のぬけなど、よく考えられています。
貼り方で視線の調整もでき、横に貼ることで洋風にも合っています。

来客用の駐車スペース

普通は持っている車の台数分だけ駐車スペースを取りますが、

  • 近くに駐車場がない
  • 道幅が狭い
  • 短時間の駐車も出来ない
  • 車で来る来客が多い家

などできたら来客用に、余分にあったらという要望があります。

このお家は全面の道路が狭かったので、片方のタイヤだけ敷地に寄せるスペースを作りました。
ちょっとした駐車スペースを確保しています。
ガーデニング好きな施主のために、腰高の位置に外庭も作っています。

細い庭をつくる

緑がある家は素敵です。
でも、お庭となると剪定や植栽の手入れも大変です。
このお家は建物と基礎の隙間を利用して細長い庭を作りました。

作りつけのコンクリートのプランターみたいな感じです。

少し建物の影になるため、最初は多肉植物を植えていましたが、草花もよく育っています。
腰の高さにあるので、手入れもしやすいそうです。

アプローチに水盤をつくる

玄関の横に作った小さく浅い水盤です。

この奥の横はテラスがあり、デッキに座ると水盤に足を入れることができる位置です。

夏の間は見るだけで涼しさを感じ、足を入れて涼む事もできます。

お子さんがいれば簡易なプールにもなります。

わんちゃんのいるお家なら散歩帰りの足洗い場でもあり、水浴びもできます。

また、外掃除の時も何かと便利です。

 

実用的でもありますが、水盤があることで他とは違う優雅な空間にもなります。

スペースも大きく必要ではないので、外構のプランにいかがですか?

門やフェンスの位置によって違うこと

玄関の位置をどこにするかによってプランはずいぶん変わります。

また、門、フェンス、の位置によってポストの位置も変わります。

 

大きくは2つ。

門やフェンスを敷地ギリギリまで囲う様に立て、そこにポストを付ける。

なるべく、他人に敷地に入って欲しくない。

敷地をフェンスで囲うという考え。

 

郵便物を取りに行きやすいよう、建物の近くにポストを設ける。

比較的オープンにしておきたい。

の2つの考えです。

 

駐車スペースの取り方によっても変わります。

それでも、玄関が道に向く場合、中が見えてしまうのは気になります。

 

そんな時は、玄関の前だけに塀を立てて目隠しを作る方法があります。

 

そこに、ポストや表札など設置するとバランスが取れた感じになります。

2つの選択の中間案にもなりますね。

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