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外壁を選ぶポイントは?おしゃれな外壁実例10選

2024-04-12|

家の印象を大きく左右する外壁。

後から変えることはなかなか難しいので、家づくりをするなら絶対に失敗したくないところですよね。

そして、通常考える選択肢といったら、形や素材、色くらいじゃないでしょうか?

しかし、それ以外にもおしゃれな外壁になるための工夫やポイントって実はたくさんあるんです。

今回は、実例をあげながら、おしゃれな外壁にするためのポイントを紹介します!

【実例①ブラインドで囲う】

2階には大きな窓を取って部屋を明るくしたいですよね。

でも外から見えてしまうので、窓を大きく取るのが難しいときも。

この家は、ブラインドを内側ではなく、外壁そのものに付けました。

室内を見られずに光を入れることができ、風も通します。

プラス、夏の日差しを外でカットすると省エネにもつながります。

部屋の外にブラインドを使うなんて、自分だけでは思いつかないアイデアです。

設計:㈱庄司圭介アトリエ一級建築士事務所

【実例②外壁の縦ブラインド】

これも外壁を目隠しにする使い方です。

道路とへだてる塀にもなっています。

          

木のルーバー部分は中庭で、外壁そのもののデザインの一部にしています。

木板を斜めにすることで見たくない方向をふさぐ塀の役割もします。

設計:川添純一郎建築設計事務所

【実例③外壁の横ブラインド】

外壁の一部に横向きに目隠し壁を作った家です。

外に塀を作ることなく、外壁がフェンスの役割もしています。

塀までの距離分がすべて庭になり、室内からの広さも感じられます。

とても合理的な作りです。

設計:㈱庄司圭介アトリエ一級建築士事務所

【実例④同じ素材でもこんなに違う】

軽量で防錆性が高く、メンテナンスフリーと言われているガルバリウム鋼板。

最近の性能は全く違うのですが、年配の方にとって波型は昔のトタンのように見えてしまいます。

このガルバリウム鋼板ですが、貼り方が色々あります。

通常は、縦ハゼという形でラインが飛び出しています。

うろこ状に貼ることも可能です。

写真のように凸凹なくフラットに仕上げると見た目も変わります。

設計:内田雅章建築設計事務所

 

こちらは、ガルバリウム鋼板の違う使い方です。

塗りの素材、吹付塗装と一緒に使った外壁です。

板状の素材を加工してうろこ状に重ね、ガルバリウムをレンガのように使いました。

白い四角の家のイメージを大きく変えるデザインにしています。

インパクトのある外壁のおかげで、よくある素材も違った印象になりますね。

設計:㈱庄司圭介アトリエ一級建築士事務所

【実例⑤素材を生かす】

屋根は瓦、壁は吹き付けという時代は変わり、今は様々な素材があります。

景色の良い方向に部屋を開き、部屋の形をそのまま表した大胆な形ですね。

素材によって形を変えることができます。

やってみたい形に合わせて、使いやすい素材を生かせば、こんな家も作れるんです。

設計:㈱庄司圭介アトリエ一級建築士事務所

【実例⑥外壁の盾】

外からの視線を遮りつつも、部屋を明るくする方法は他にもいろいろあります。

この家は、外壁を家の盾にしてガードする形にしてみました。

外壁のようにも見えますが、2階まで届く高さのある塀です。

その外壁ともう一つの壁との間があることで、視線の気になる方角にしっかり窓が取れます。

さらに上からの光で室内は明るく、視線カット+明るさの両方を取れる欲張りな外壁です。

【実例⑦色のコントラストを利用する】

外壁の色を決めるのは意外と難しいもの。

サンプルは小さく、微妙な色の違いで全体をイメージしないといけないからです。

このお家は、シンプルな色をポイントにしてみました。

家全体の場所で配分された色のコントラストでシンプルに素敵な感じになります。

屋根下の枠回りと、玄関横の壁の色を合わせています。

白ベースの外壁に濃い色が入ることで、グッと引き締まった印象になりますね。

【実例⑧レフ板のような外壁】

1階の中庭から見上げるように撮った写真です。

敷地の場所によっては、1階に光が届きにくい場合があります。

このお家は、白い外壁を斜めにしました。

レフ板のように、光の反射で中庭を通して1階を明るくしています。

もちろん、この壁の内側も斜めです。

合わせる扉も斜めになっていて、それだけで室内の雰囲気が違います。

【実例⑨ポストを埋め込む】

あなたの家のポストはどこに付いていますか?

配達の人が敷地に入って来るのに抵抗がある人は、外の塀の部分や門柱。

郵便や新聞を取り行くのが面倒と言う人は、玄関のドアのあたり?

 

入り口の幅や大きさ、雨が降っても取れる場所や位置など、ポスト1つでも場所が変わります。

 

このお家は、外壁に直接ポストを付けて室内からそのまま取れるようにしています。

外からの直接のポストなので、もちろん雨風対策は必要です。

いちいち外に取りに行く必要がなく、入っていたらすぐにわかる点はとてもラクですね。

インターフォンも同じプレートに組み込んでいるので、玄関回りはスッキリ。

家のデザインの一部になっています。

ポストの種類を選ぶ前に、どんな考え方でどこにつけるか?

それを先に決めることをオススメします。

【実例⑩外壁と同じ素材のドア】

ガルバリウム鋼板の外壁です。

断熱材がはさまれたモノもあり、最近は色も結構選べます。

日に焼けにくい素材のモノも出ていますし、なによりメンテナンスフリーがいいですよね。

このお家は、そのガルバリウム鋼板の外壁を、玄関ドアにそのまま利用しています。

ドアが無い分、ローコストでもあり、逆にスッキリしてオシャレです。

 

オシャレな外観の家の作り方についてもっと知りたい方はこちら

 

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