【キッチンバックの話】

秋がないまま冬に入っていくような陽気ですね。今日は、キッチンバックの話です。キッチンバックとは、キッチンの後ろの収納や作りの事を指します。
キッチンの形による違い
キッチンには色々な形があります。
壁に設置するI型、角を利用したL型、後ろにカウンターを作る二列型、壁付けにした対面式のペニンシュラ型、壁から離したアイランド型。
作る時、片付ける時も 孤独感を味わうことなく家族を感じたい。
油煙が回る事が気になる
部屋を広く使いたい。
キッチンの形は上記のような要望により変わります。
アイランドキッチン
この家のご希望はアイランドキッチンでした。小さなお子様がいる場合、家事をしながら子供の様子を見えるようにしたいからです。
アイランドキッチンは『島』のよう壁とつながっていない事で、両サイドからの動線が可能です。キッチンの利用度は高く、キッチンからの動線の自由度は家事動線のかなめでもあります。
そして、施主の希望は、手持ちの食器棚や冷蔵庫もこの中に納めたいという事でした。
通常の使い勝手がよく。、閉めてしまう事で、キッチン特融のごちゃごちゃ感も見えなくなりスッキリします。後ろの4枚の引き戸を閉める事でキッチンバックを隠す事ができるプランになりました。
引き戸にする場合の注意点は、それぞれの引き戸のひきしろを作る事です。
それぞれの建具をまとめてしまうためには、それぞれのレールが必要です。4枚の引き戸を収めるために2本のレールにすると2枚は同じレールにあるため、まとめることができません。4本のレールにすると4枚の引き戸をまとめて収納が可能になります。
特にキッチンバックを引き戸にする場合は、使う時は開放的に使うために、使う度に左右い引き戸の移動をするのはとても面倒です。
意外と気づかずしてしまう事ですが、ペニンシュラ型、アイランド型を選び、キッチンバックに収納を作る場合は、収納の作りに気を付けましょう。
【建築家ならではのプランニング】
空間をどう利用するか?を意識したプロのプランニングで家づくりを!
自分の要望だけでこうしたプランはできません。
要望を整理し、誰が、いつ、どの程度の頻度で使うか?など
その家族の生活や使い勝手に合わせて
聞き取りした要望を提案に変えてくれるのが
建築家との家づくりです。
空間デザインがわかる建築家だからこそ、
平面だけでないプランが実現するし、
空間のムダをなくし
プランニングや材料を考え
必要なコストダウンをする事で
導線を意識した使い勝手の良い家が
予算内できます。
場所別ギャラリーとして
各部屋をまとめた画像集もこちらからご覧ください。
家づくりのご質問はいつでもどうぞ。

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