【キッチンの居心地】心地よく過ごすための工夫
家で料理を作る人によって、キッチンの居心地はとても大切ですよね。
今回は、居心地のよいキッチンを作るポイントを紹介します!
キッチンからの景色
毎日何度も立つキッチン。
用意して、作って、配膳、片付け。
時間も長いですね。
こんなに長くいるキッチンですから、この家はキッチンの居心地を意識しています。
意識したポイントはこの6点。
- 明るさ
- エアコンの位置
- ダイニングテーブルの向きと位置
- 収納
- リビングとのつながり
- 子ども部屋との関係
それぞれ詳しくみていきましょう。
明るさ
キッチンというのは南側のリビングに比べて部屋の奥に設置されることが多く、暗さが気になることが多いところ。
そこで、上部を吹き抜けにして2階の窓からの光も取り込みました。
また、1階には広めのテラスがありそこからも明るい光が入ります。
テラスにある緑もキッチンから見える位置にすれば、癒し効果も抜群です!
エアコンの位置
エアコンは、キッチンの正面に設置しています。
家族が集う時はもちろん、食事を作っているときなど、長時間立つキッチンですので、エアコンの場所は大切です。
特に夏場、火を使う料理は地獄の作業。
向きによっては効果を感じにくいため、エアコンの向き、位置は室外機の場所と共に最初に計画しておきましょう。
ダイニングテーブルの向きと位置
配膳や片付けがラクなようにキッチンの向きとダイニングテーブルの位置を考えました。
どのように使いたいか?見せたいか?によって、いろんな形にすることが可能。
この家の場合は家族皆が配膳、片付けのしやすい垂直の位置にテーブルを設置することに決めました。
作りながらや、すぐに座って食べられない時でも、家族とのコミュニケーションが取りやすい形です。
収納
子ども達の学校からのお便りなど、食品以外にもキッチン回りの収納は必要です。
電話や訪問者の対応など、キッチンにいる時間と並行していろいろなことが起こるので、多くの物がキッチン回りに集まってきます。
すぐに対応でき、容量が多くオープンな収納が使いやすいので、この家では本棚のような形で階段横のスペースを棚にしています。
リビングとのつながり
奥にあるのがリビングで、少し下げて見渡せる位置にあります。
部屋の仕切りはありませんが、段差によって空間を分けています。
くつろぐためのリビングとゆるやかにつながりつつも分けて考えたいというご要望でした。
こんな作り方ができるのも、建築家との家づくりならではですね。
子ども部屋との関係
少し見上げたところにある、アクセントクロスが印象的なのが子ども部屋。
手前のフェンスの所は机になっていて、子どもと対面できる位置にあります。
全く見えなくなってしまうのを避けたいという思いがあり、小さい時はオープンな子ども部屋にしたいというご要望に応えたプランです。
キッチンの工夫のついてもっと知りたい方はこちら
【建築家ならではのプランニング】
空間をどう利用するか?を意識したプロのプランニングで家づくりを!
自分の要望だけでこうしたプランはできません。
要望を整理し、誰が、いつ、どの程度の頻度で使うか?など
その家族の生活や使い勝手に合わせて
聞き取りした要望を提案に変えてくれるのが
建築家との家づくりです。
空間デザインがわかる建築家だからこそ、
平面だけでないプランが実現するし、
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