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家づくりブログ

キッチンを作る時の考え方やアイデア④

2023-05-10|

キッチンの色々を書いてきましたが、Pointをまとめてみました。

  1. 好みと使い勝手
  2. チェックする項目
  3. キッチンのタイプ
  4. 収納の場所や量
  5. 機器
  6. ゴミのこと
  7. 素材
  8. 位置
  9. 選択する
  10. まとめ

① 好みと使い勝手

昔、台所と呼んでいた時はご飯を作る所として別の部屋になっていたキッチンですが、
今はLDKとして家族がいる場所にあることが好まれています。

毎日何度も使うキッチンはどの部屋とつなぎたいかで場所も形も変わります。

様々なポイントをチェックすると、自分が思っている好みと実際合っているキッチンタイプが違う場合があります。

 

色々な項目をチェックすることで、後からの使い勝手も変わってきます。

何が気になり、どんな風に使いたいのかポイントをチェックして日常使いやすい、自分に合うキッチンを探しましょう。

画像はフルオープンのアイランドキッチンです。

② チェックする項目

キッチンでチェックすることをあげてみました。

  • 油や臭い煙
  • 集中
  • コミュニケーション
  • 配膳
  • 片付け
  • 開放感
  • 使う人数
  • 友人親族
  • 存在感
  • コンロ部の掃除
  • 作業スペース
  • 動線
  • 調理器具
  • 食器
  • 家電
  • ごみ
  • ストック(買い置き)
  • 買い物
  • 広さ
  • お金
  • 利き腕
  • 使いやすさ
  • デザイン
  • 機能

気になる事、重視したい事を〇
まあ気になるは△
そこまで気にならない、全く気にならない✕

内容をこまかく聞きながらチェックすると、考えていなかったことで大切なことも多く、自分の思ってた形と同じにならない時もあります。

写真はセミオープンキッチンです。

③ キッチンのタイプ

②で〇△✕を付けたら、オープン、セミオープン、クローズドのキッチンのタイプがわかります。
ほとんど矛盾している答えになるので、中でもどちらを優先するか?で形が決まります。
選べなかった選択肢も気になるところなので、対処できる方法を考えると段々その人に合うキッチンの形になってきます。

ザックリですが、この写真は解放感・コミュニケーション・油臭いが〇
シンクを対面にしてオープンに、コンロを壁側にする事で壁を作り煙や臭いに対応。
その他、対応の方法は色々あります。

④ 収納の場所や量

収納の場所や量もポイントのひとつ。

道具や家電も多く使うキッチン。
何をどこに置くのか?は頻度によって、またキッチンの形やその人の性格にもよって変わります。

  • しまうのは面倒、すぐ出せる所に置きたい
  • ホコリも気になるし、ごちゃごちゃ置きたくない

考え方1つで大きく変わります。

写真は壁付けのペニンシュラ型です。

⑤ 機器

キッチンの機器類。

IHかガスか?食洗機を入れるか?
それぞれのメリットデメリットはあります。

五徳のないIHは拭くだけなので掃除面ではとても楽。でも、電磁波が気になる。

火を使う料理がしたい、ライフラインとしてガスも使いたいなど、それぞれ考え方や理由がありガスにする方もいます。

食洗機は引出し式とフタを開けるタイプ、国産と海外製、容量、音、水の使用量、
浄水器、水栓のタイプなど、それぞれに使い勝手などの選ぶポイントがあります。

⑥ ゴミのこと

キッチンのゴミは分別が必要です。

  • 普通のゴミ
  • 生ごみ
  • ビン・カン
  • ペットボトル
  • 牛乳パック
  • 食品トレー

少ない人でもある程度の場所が必要なので、キッチンを考える時にゴミ箱の場所はとても重要なポイントです。

キッチンのゴミ箱をどこに置くか?
分別ごみはどこに置くか?

生ゴミのゴミ捨てルートなどの動線も考えて、日々の使い勝手のストレスを少なくしましょう。

⑦ 素材

天板と面材は気になることだと思います。
天板とはキッチンの作業台の部分、面材とは扉など下の箱部分のことです。

この種類によって金額も大きく変わります。
大きくは鏡面と言って表面がツルツルした材料、もうひとつはぴかぴかしていないマットな材料です。

好みもありますが掃除のしやすさで選ぶ方も多い部分です。

⑧ 位置

その他の部屋とのつながり。

買い物してきた事を考え、玄関や駐車場からのアクセスを近くする。
その他の家事との兼ね合いを考え、洗面所や干し場との距離や動線を重視する。

キッチンは毎日何度となく使うので、家の中でどこに配置するかは日々の使い勝手に大きく影響します。

⑨ 選択する

何を優先するか?で形も変わってくるキッチン。

リビングとのつながりやコミュニケーションは重視したいけど、細々したものが多いキッチンは見せたくないとなると、壁を少し立ち上げて手元を隠す。
など、方法を考えて要望に対応できる事もあります。

でも、たいていは主に使う人だけではなく、家族の使い勝手や頻度を考えて何をどう選択していくかです。

写真はフルオープンのリビングキッチンです。

まとめ

憧れのキッチンが自分に使いやすいとは限りません。
今までの点をチェックして優先順位をつけてみて下さい。

選ぶ設備は機能がそこまで必要かどうか?
メーカーものは決まったサイズの箱の組み合わせです。

いらない部分も出てくる場合、自分のしたい形に作るも考えて見ることが大事。
形によってはオーダーも高いとは限りません。

他の部屋との動線が良い好きなキッチンだと毎日の家事が楽しくなります。

ちょっと時間をかけて考えてみて下さい。

 

キッチンのアイデアについてもっと知りたい方はこちら

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