toggle
大阪の注文住宅・土地探し・住宅ローン・資金計画など建築家との家づくりをサポート

家づくりブログ

作り付け家具の提案 その2

ここでは、作り付け家具について紹介します。

市販の家具だと大きさが合わないことがありますが、オリジナルで作ればバッチリ。

オーダーだからといって高いものばかりではありません。

素材や作り方で違ってきます。

【壁に棚を組む】

本好きでなくてもマンガや雑誌、書類などは増えていきます。

本は重いのでしっかりした本棚も必要ですし、色、サイズ、価格、素材など
ピッタリの既製品はなかなか難しい。

壁に作り付け、ではなく、棚を組み合わせて格子状の棚を作ってもらいました。

大工さんが現場で組んでできるので、家具工事として依頼する程金額もかかりません。

低予算でその場所にぴったりの物が作れます。

設計:内田雅章建築設計事務所

【2wayテーブル】

お正月のように家族が集まるとテーブルは大きい方がいい。

だけど、普段はそこまで必要ないですよね。

そんな、人の集まるお家のテーブルです。

壁面にテーブルと同じ高さのローチェストを設置。

その上に乗るようにダイニングテーブルを重ねて作っています。

4つ足で自立するので、人が集まった時は向きを変えて使います。

【掘りテーブル】

ダイニングにはテーブルと椅子のセットが当たり前と、両方用意してしまうのが普通です。

椅子を引いて座ることを考えると、そのための広さの確保が必要です。

部屋の広さを有効に使うために、椅子をやめて床を掘りこみました。

床に座ると椅子が必要ありません。

どこにでも座れるので、椅子より多くの人と利用できます。

【本を飾る】

本好きの人には良いかもしれません。

本屋さんのディスプレイのように、読みたい本や自分ランキングで並べる。

そうでない人も、きれいな表紙の本を絵のように壁に飾る。

小さいお子さんがいれば、「次はこれ!」って本好きの子供になりそうです。

写真や子供の絵を飾っても素敵です。

【玄関から続くローチェスト】

すりガラスのように見えているのは、割れないガラス「ポリカーボネート」の引き戸。

奥に見える茶色のドアが玄関です。

玄関の壁付けのローチェストがそのまま、リビングの壁に一直線に続いています。

収納を床から上げて設置しているので、広さを感じます。

一直線にするために、玄関からの引き戸はコの字型の穴を開けました。

間接照明も仕込んでいるので、壁付けの家具が浮いているように見えます。

【家具工事と大工工事】

作りつけの家具というと、「大工工事」と「家具工事」があります。

この写真は大工工事の家具です。

部屋に合わせて棚を組み合わせている単純な作り。

引出しが付いたり、複雑な形、箱型になってくると、工場で作った物を現場で設置する家具工事になります。

家具工事は家具職人さんに頼むので別見積りになります。

大工工事は、家を作る工程の中で大工さんが作るので、材料と時間や手間を考えて見積りに含まれます。

同じ場所を有効に使うための家具ですが、上手に頼むことが必要です。

【移動するテーブル】

様々な物が集まるLDK。

収納は必要ですが、広く見せるためにローカウンターを壁面全体に伸ばしています。

そのローカウンターを利用してダイニングテーブルを乗せて、テーブルを広く使えるようにしています。

スペースが狭いリビングも有効に使えます。

テーブルは自立もするので、離して使うこともできます。

【家具を浮かせる】

間接照明を家具の上下に入れると、家具が浮いたように見えます。

特に、大きめの壁収納や少し狭い空間には効果的です。

【階段の壁に机を作る】

2階リビングの家。

階段の壁に合わせて、作り付けの長い机を作ってもらいました。

材料の色も合いますし、高さを出したり棚も作れます。

そのまま天井までの壁にしても良いのですが、腰壁にして上部を開けました。

階段の上にある天窓の光が入ってきて明るい空間になります。

【作り付けの家具】

部屋に合わせて、後から家具を選ぶのは結構大変です。

  • 部屋の色合い
  • 空間に合った大きさ
  • 好み
  • 金額

全てを満たすものを見つけるのは簡単ではありません。

大工工事なら、簡易で材料もそれほどかからず作ってもらうことが出来ます。

壁付けのテレビ台。

もちろん、テレビの大きさに合わせて作ってもらいました。

にほんブログ村 住まいブログへ にほんブログ村 住まいブログ ハウスメーカーへ