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家づくりブログ

驚いた⁉建築家と建てると高いのはコレ!

理由は、前のブログ

多分、みんな誤解している「建築家」に関する2つの事

にも誤解の話を書きましたが、

その中に少し出てきた「高い」の誤解される理由

もう少し詳しく書いてみます。

 

読んだ後「やっぱり高い」って思う人はいないと思います。

 

前のブログには他のイメージや、

土地購入に住宅ローンが使えないと思い込んでいる誤解

「高い」の理由の一つだと話しましたが、

もう一つ、

思い込んでいるというより、実際高くなる理由もあります。

それは建築家との家づくりだからこその理由でもあります。

 

う~ん、それも誤解をされそうな

難しい言い方・・・

 

何でもできるってどういう事か?

建築家との家づくりは「何もかもが自由」です。

材料、仕様、設備、工法だって

本当に何でもできます。

だから、「工法」から探すとか、「耐震等級」とか、「高気密高断熱」だって

デザインや好みとは全く別ですから

性能は満たすように作ればよいだけで

両方だってもっと複数の条件や要望だってできます。

そう、とにかく何でもできるんです。

 

皆さん、機能から探すので

「どこの工務店ならしてるかな?」

「その工法や機能を満たすメーカーを探そう!」

なんてことになるわけです。

 

 

一緒じゃないのに別だと思っている

でも、本当はそういう機能や設備、性能は

選ぶか選ばないか?付けるか付けないか?重視するか?しないか?だけのことで

設計とは別です。

性能を選んで工務店にするか?

デザインを重視して建築家にするか?

どっちかを選ばないといけないって思ってませんでしたか?

 

まあ、プランに全く影響ないわけではないです。

耐震を気にする場合、必要な壁や柱が増える場合、大空間を作りにくいなどはありますから。

 

でも、それも、

木造で難しくても鉄鋼なら!鉄筋コンクリート造なら!って事にもなるわけです。

 

少し言いたい事がわかって頂けたでしょうか?

 

そうです。

建築家と家づくりすると、何でも自由で色々選べるから

あれも!これも!それも!って

施主の要望が増えていってしまうんです。

 

そりゃあ、

デザインが素敵で、耐震等級が取れて、高気密高断熱なら

どれも満たした家にしたい!

性能とデザインは別ですもの。

家は家族が住むわけですから、安全で安心して住めることが第一です。

でも、好みやデザインだって大事。毎日住む空間ですから

可能ならランニングコストや住み心地だって大切って事です。

 

だから高くなるんです。

 

何かだけ!ってならないからなんです。

何でもできることが、

施主の要望を満たすことで必然的に高くなっいる。

って事。

 

建築家が高いというのは

「設計料がかかる」とか、

「建築家のデザインを重視するから」とか

そう思ってませんでしたか?

 

決まりはなくオリジナル

性能や工法のようなものだけでなく

材料ひとつひとつが全て自由なわけです

決まりはなくオリジナルで何でも作れます。

 

例えば、

玄関の横にすぐに手が洗えるように手洗いを作ったり

 

 

階段の横にすべり台を作ったり

 

 

通路にしか使えない部分に

本棚を設置して足を落として座れる机をつくったり。

単に部屋を並べるのではなく、空間を組み合わせて

思ってもいない提案で、要望を満たしてくれるんです。

やりたくなりますよね。

 

そうしたひとつひとつの

施主の要望がひとつひとつ形になっていく事で

ちょっとづつ費用がかかって高くなる・・・

当たり前と言えば当たり前です。

 

でも、例えば同じことを施主が要望してメーカーに依頼したら

「できません」と言われる事が多いでしょうし、仮にできても

びっくりするくらい金額が上がります。

 

本当は安くなってるところを知らない。

要望がたくさんあるのは当たり前ですが、

建築家は、その要望を満たしつつ、

予算に収めるために試行錯誤して

材料を考えたり、性能を落とさず別の素材にしたり

無駄な空間をなくして、狭くならないようにコストダウンしたりしてくれます。

 

 

建築家はそんな作業や手間を当たり前と思っているので

そんなことをアピールしませんが

私はもっとそういう説明をして欲しいと思っています。

 

そんなこと、材料や性能を知って経験がある専門家でないとわかりません。

 

設計のプロでないと部屋を立体として考えて

無駄なくプランニングできません。

 

だから、

要望を満たすためにコストアップした部分を

上手にコストダウンする技やアイデアも出してくれるので

ただその分だけ、高くなるわけではありません。

 

・材料の価格自体が高いものを選んだり

・設備の高い物を入れたり

・気密断熱の性能をあげるために別の材料を使ったり

・耐震基準を満たすために性能評価を取ったり

なんていう事には、やっぱりお金はかかるので

結果的に高くなります。

 

何ともしつこく言いますが、

建築家とすると高くなるのは

「自由に何でもできて、どんな材料でも選べるから」なんです。

理由がぬけていることで

建築家=高い

というイメージだけが先行してるように思います。

 

逆に建築家だからこそ安くなるところがあります。

とても大事なところですし

建築家の仕事として、しているのにあまり知らない人が多い部分だと思いますので

また、それもお伝えできたらと思います。

 

by tani

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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