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家づくりブログ

建築家と家づくりをする時に覚えておくと良い色々な工夫 その1

ちょっとした工夫があるだけで

その空間のイメージが全く変わります。

広さを感じたり、

素材の違いや色あいで見せたり

深いひさしに豊かさを感じたり

単なる要望ではなく、空間を豊かに見せる

建築家の技のポイントをご紹介します。

・和風ニッチ

・家が居心地よいこと

・軒の深い家

・色を入れる

・エアコンの定位置

・窓キャットウォーク

・ひとつの壁

・壁にアクセント

・色が作る部屋

・部屋の空間

・外ブラインドの効果

・空間のバランス

・家の中の渡り廊下

・曲線を入れる

 

【和風ニッチ】

広く取れない場合でも
人を迎える玄関に絵や花、器を飾る
そんなスペースがあったら素敵です。
ニッチは洋風なイメージがありますが
和風の塗り壁をへこまして
木をあしらい、浅いニッチを作っています。

 

設計:studio-tanpopogumi

 

小さな花瓶に野花をさしたり
ちょっとした置物を置いたり
綺麗なはがきを立て掛けるだけでも
すてきです。

 

【家が居心地よいこと】

綺麗な景色を見たら心が洗われる
落ち着く。やる気になる。
自分のいる場所があたれる影響は
本当に大きい。
空間が居心地よく、好きな空間であることは
その人に与える力になる。

 

設計:川添純一郎建築設計事務所

自分が毎日住む空間
家族と暮らす場所だから
「家」はとても大切だと思う。

 

【軒の深い家】

通年を通し快適に住めるよう
窓の配置や断熱計画などにも配慮した
軒の深い家です。

 

設計:芦田成人建築設計事務所

最近は土地の面積の事もあり
軒の少ない家が多いですが
夏の日差しをさえぎるだけでなく
軒のある家は風情を感じます。

 

【色を入れる】

室内の壁に色や柄、材質などで
空間を作る事もありますが、
照明や家具で色を入れると
その人のセンスや趣味を感じます。

 

設計監理:㈱庄司圭介アトリエ

カラーを決めて色や柄を少しずらし
全体をまとめて何とも個性的です。

 

【エアコンの定位置】

後付けの場合は仕方ないですが、
家を作る時に位置を決めていたら
ダクトのホースやコンセントなども見えず
スッキリ綺麗に設置する事ができます。

 

設計;中村建築研究室

ここはLDKとは別にした
キッチン・ダイニング用のエアコンなので
多少風向を調整する意味もあり
少し深く設置しています。

 

【窓キャットウォーク】

猫のための通り道の事をキャットウォーク
と言いますが、ここは窓のためのキャットウォーク

 

設計:川添純一郎建築設計事務所

一番日差しが入るように作った2階のJDK
道に面している1面を除き
3面に窓を取った明るい部屋
正面の大きなFIX窓
キレイにするための窓ふき用です。

 

【ひとつの壁】

部屋の雰囲気を変えるのに
壁紙の効果は大きいですが、
部屋には色々な物が置いてあるので
すぐに壁紙を変えるのも
なかなかしにくいものです。

 

設計:(株)庄司圭介アトリエ

ひとつの壁だけ、好みに合わせて変える事で
思った以上に効果があります。
ちょっと大胆な柄など
一面だからこそ効く場合もあります。

 

【壁にアクセント】

リビングの壁です。
質感や吸湿性を考え珪藻土で仕上げています。
その風合いの中に
ちょっと凹ませた小さなニッチを作り
4つ並べています。

 

設計:永森建築事務所

壁に可愛いアクセントになり
小物を置く楽しみも選ぶ楽しみもできます。
そこにあるだけで楽しくなります。

 

【色が作る部屋】

部屋に入った時にその印象を感じます。
色を付けずに
空間を演出する白い部屋もありますが
色を使って見せる部屋もステキです。

 

設計:(有)ミサオケンチクラボ

色の組みあわせは難しいですが
このお家は素材の色を生かし
そんな空間を作っています。

 

【部屋の空間】

部屋に入った時、その空間を感じます。
建築家との家づくりはその「空間」を
とても大切にします。
実際の広さと感じる空間は違います。
先まで見渡せて距離を感じると
奥行きや広さを感じます。

 

㈱庄司圭介アトリエ一級建築士事務所

ここは、屋根までの高さを取り
窓を大きく外の景色を全面に見える事で
表しています。

 

【外ブラインドの効果】

昨日の外壁をブラインド状にして
塀の内側です。
細いブラインド越しの風景は独特です。
部屋に付いたブラインドのように
風を通し光を調整します。

 

 

外壁の高さのあるブランドが手前でさえぎるので
夏の暑さにはとても効果があります。

 

【空間のバランス】

建築家が設計した場合と
そうでない家は何が違うのか?
もちろん色々あるのですが
見た時誰でも「違う」と感じます。

 

設計:川添純一郎建築設計事務所

材料ではなく材料の使い方、
素材の持つ色の配置、分量
部屋の持つラインのこだわり
何より
その部屋に入った時に
空間をどう感じるか?を考えて
設計しているところだと思います。

 

【家の中の渡り廊下】

家の前でちょっと遊ぶ。
当たり前のようですが、
前面の道路が交通量が多かったら、
小さいお子さんなら出来ないですよね。

 

設計:川添純一郎建築設計事務所

そんなお家の玄関の中。
入って大きめの中庭を作っています。
玄関から自転車も入れておけますし
子供が遊べる安全なスペース。
玄関と部屋は外を通る
渡り廊下でつながっています。

【曲線を入れる】

直線はスッキリ、潔い。
曲線は柔らかく、優しい。
受けるイメージは違いませんか?
壁は直線でまっすぐなもの。

当たり前にそう思っていますが、
曲線を入れる事もできます。
寝室の壁を一面だけ曲線にして
東の光だけを入れる部屋。
落ち着いた優しい雰囲気ではないでしょうか?

 

 

 

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