【見た目と使い勝手と掃除のしやすさ】全部叶えるキッチンづくり
キッチンはとにかく使い勝手が大切。
でも見た目もこだわりたい。
掃除もしやすいといいな。
そんなこだわりだらけのキッチン、実現できますよ!
このキッチンも普通のキッチンに見えて、実はこだわりがたくさん隠されているんです。
形状
- ペニンシュラ型
- 立ち上がりを作る
- 天板を少し広めにする
片側が壁についているペニンシュラ型で、リビングに向かっている対面式のキッチン。
後ろ向きで孤独に炊事をしない。
子どもが小さい時などは、様子が見れて安心です。
ただ、対面式の場合はごちゃごちゃしたところが見えがちなので、手元を隠したいですね。
その場合、上部を少し幅広い天板にすれば手元が見えにくくなります。
食器などを置くスペースにもなり、配膳や片付けがしやすくなってとても便利!
さらに、立ち上がりがあると油ハネや水ハネも防げますよ。
掃除しやすい環境
- 扉は鏡面がラク
- 取っ手は出っ張りがないほうがラク
- 立ち上がりの壁もキッチンパネルを貼る
油や水を使うキッチンには掃除しやすい環境を整えることが大事。
キッチンの幕板、 扉の部分は色や素材もいろいろありますが、鏡面仕上げにすると拭き掃除がラクです。
開け閉めが多い扉の取っ手はどうでしょう?
飛び出しているタイプにタオルをかけることもありますよね。
引っかけて引くタイプの取っ手にすることで出っ張りがなく、掃除はしやすくなります。
そして、立ち上がりの壁も掃除しやすいキッチンパネルにしています。
今はレンジフードも拭くだけの薄型。
油は一か所にたまるので、そこを掃除するだけでOK!
色を統一する
スッキリして見えるのは、色を統一しているから。
このキッチンは天板がステンレスではなく、白い人工大理石です。
シンクの中も白で、レンジフードも白。
素材によって色もいろいろあります。
汚れが目立つなどデメリットが気になる方もいますよね。
でも、汚れが目立つからこそ 日頃からきれいにすれば大掃除をしなくて済むんです。
毎日使うキッチンは、日々きれいにする習慣がつくと、 いつもきれいに使えて気持ちがいいですよね。
キッチンの収納
収納の考えは人それぞれ。
「何をどこにしまうか?」
「ラクに使えるか?」
使うものの頻度に合わせて考えるとストレスなく使えます。
この家はキッチンバックにキッチンと同じ仕様の引き出し式の食器棚を作っています。
レンジをはじめ、キッチンで使う家電も計画的に設置。
よく使うもの、時々使うもの、何を並べて使うかを考えて幅を決めています。
パントリー
キッチンの奥にパントリーを作っています。
買い置き、たまに使う物を置くなど。
今はパントリーを望まない人がいないほど要望に出てくるパントリー。
ストック調味料、缶詰、ラップなどの買い置き、キッチンの掃除用、ビニール袋。
本当に置きたい物が沢山あります。
少しでも良いのでスペースを決めて作ると、やっぱり大活躍です。
コンセントの数と場所
作業台にもキッチンバックにも数は多めに!
キッチンに欠かせないのがコンセント。
シンク横、作業台の前の壁に付けています。
ここは、調理中につかう家電用です。
後ろの台には家電が並ぶのでコンセントの数は少し多めに用意。
キッチンは日々使う炊飯器、オーブントースター、レンジ以外にも、 コーヒーメーカー、ブレンダー、パン焼き機、ジューサー、泡だて器など 時々だけど使う家電がとても多いのです。
使う電力も強いものが多いのでコンセントの数には気を付けたいものですね。
キッチンの作り方をもっと知りたい方はこちら
【建築家ならではのプランニング】
空間をどう利用するか?を意識したプロのプランニングで家づくりを!
自分の要望だけでこうしたプランはできません。
要望を整理し、誰が、いつ、どの程度の頻度で使うか?など
その家族の生活や使い勝手に合わせて
聞き取りした要望を提案に変えてくれるのが
建築家との家づくりです。
空間デザインがわかる建築家だからこそ、
平面だけでないプランが実現するし、
空間のムダをなくし
プランニングや材料を考え
必要なコストダウンをする事で
導線を意識した使い勝手の良い家が予算内でできます。
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