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家づくりブログ

【デザインで玄関の広さを演出する】狭さを感じさせないアイデア集

2024-04-13|

リビングなどを広くとることを考えると、どうしても玄関は狭くなりがちです。

でも、デザインをちょっと工夫するだけで、同じ面積でも広く感じさせることは十分できるんです。

今回は、広く見えるアイデアを盛り込んだ玄関を紹介します!

ポイント①収納を浮かせる

まず、広く見せるためには床を見せること。

大きい収納は必要ですが、単に多く取ろうとすると壁一面に作ってしまいがちです。

狭い玄関に壁一面の収納は、圧迫感を感じ、狭さを強調してしまいます。

 

だからといって収納を作らないわけにはいきません。

そこで、床の下までつけずに少し浮かせて作りました。

床が続いているように見せることで、部屋の面積を想像でき広く感じます。

ポイント②天井・床部分に間接照明を入れる

奥行き感をさらにアップするのが間接照明です。

単にオシャレな感じを出すだけではありません。

通常暗い部分が明るくなることで、感じる広さがアップします。

 

宙に浮いた収納も軽く感じられます。

収納量は減りますが、幅はムダになりません。

ワンランク上の空間の出来上がりです。

ポイント③手前から奥に収納をつなげる

浮かせた分、量が減った収納を長さでカバーしています。

手前から奥にかけて一直線の長い収納。

さらに収納の上下に空間があることで、壁の位置がハッキリとわかります。

収納があっても奥行きがわかるので、狭さを感じさせません。

 

収納そのものも広さを感じる演出になっていて、ゆったりとした印象になります。

ポイント④奥の壁を反射する鏡面の素材

収納がぶつかる奥の壁を鏡面にしています。

長い収納が鏡に映って、さらに奥に長く見える演出です。

光る素材は高級感も感じられます。

鏡があるだけで、落ち着いた雰囲気と重厚感を感じる演出にもなるのです。

ポイント⑤光を入れる大きな窓

玄関はどうしても暗くなりがちです。

そこに大きな窓を作ることで、明るさを演出。

明るさは何よりも広さを感じるアイテムです。

この窓の外は小さな坪庭になっていて、部屋と階段からも坪庭を見せるように設計しました。

ポイント⑥ポーチと床の段差

床の高さも広さを感じさせる工夫の1つ。

通常は「框(かまち)」があり、少し高くして上がるようにしますが、この家では敢えて低めに作りました。

 

段差が少ないと部屋を分断する空間になりにくく、つながりを感じられます。

このおかげで、広さが感じられるのです。

この家の玄関は、面積そのものはそれほど広くありませんが、とても広く感じます。

建築家の1つ1つの緻密な考えから、広さを感じる演出が作られています。

 

玄関のアイデアについてもっと知りたい方はこちら

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