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家づくりブログ

効率のよい動線づくり【玄関からリビングへ】

限られたスペースを広々と使うには、ムダなスペースは極力なくしたいですよね。

だからといって、玄関のドアを開けたらリビングが丸見えなんてことは避けたいところ。

あるお家の実例を元に、玄関からリビングまでのムダのない動線の作り方を紹介します。

玄関からのアプローチ

中心にある大きな引き戸の奥。

男の子がいるところが玄関です。

この引き戸を閉めると、中庭が見えます。

こんな感じです。

左に入るとすぐにリビングダイニングで、廊下などのムダなスペースはありません。

発想の転換ポイント

玄関に決まった形はありません

玄関とリビングは扉1つで仕切られているだけなので、土間から直接リビングダイニングに入ることができます。

玄関を入って右側は、寝室や洗面所、バスルームに続いています。

そちらに行く場合は右側から直接上がります。

玄関からまず廊下を通って・・・なんて常識は必要ありません。

こんな柔軟な発想でプランを考えることもできます。

中庭の存在

玄関正面にある中庭は、帰ってくる家族や家を訪れる人を出迎えます。

上部が空いているので季節も感じられます。

窓が閉まっていても天気がわかるのが良いところではないでしょうか?

家のいろんなところから緑が見えるだけでも癒される空間になりますね。

回遊性のある間取り

中庭を中心に各部屋が配置されていて、ぐるっと回れる回遊性のあるプランでもあります。

使い勝手はとても良く、中庭はどの部屋からも見える共有の庭にもなっています。

右と左をつなぐ渡り廊下のように、玄関にすのこを設置しました。

家具の大きさを考える

ダイニングの机は、建築家がこの家に合わせてデザインしたダイニングテーブルです。

人が回遊することを考え、少し幅を狭く、その代わりに長さをたっぷり取っています。

ダイニングでもあり、通路でもあるわけです。

テーブルは正面に座るものという発想をなくし、少しずれた形でも十分向かい合って座れます。

廊下などのムダなスペースを無くし、必要な部屋を広く取れるようなちょっとしたアイデアです。

既製家具を使わないという選択肢があってもいいですよね。

まとめ

玄関からのアプローチや、回遊するための通路を部屋と共有。

部屋を細かく分けずに、いろんな工夫で各部屋の広さを確保しました。

ムダなドアを減らすことでコストダウンにもなります。

それぞれの考えや使い勝手がありますが、要望に合う家のかたちを作りましょう。

 

リビング・ダイニングの作り方をもっと知りたい方はこちら

【建築家ならではのプランニング】

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自分の要望だけでこうしたプランはできません。
要望を整理し、誰が、いつ、どの程度の頻度で使うか?など
その家族の生活や使い勝手に合わせて
聞き取りした要望を提案に変えてくれるのが
建築家との家づくりです。

空間デザインがわかる建築家だからこそ、
平面だけでないプランが実現するし、
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場所別ギャラリーとして

各部屋をまとめた画像集もこちらからご覧ください。

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