【玄関と部屋の動線を考える】ムダをなくしたレイアウト
広い玄関に憧れるという方は多いですが、スペースの限られた土地では広い玄関は難しいことも。
しかし、レイアウトを工夫することで、狭い玄関も広々と感じることができるんです。
今回は、様々なムダをなくした玄関づくりのアイデアを紹介します。
【一つの空間として共有する】
この写真は、室内から玄関を見たところで、右側がリビングです。
この家では、引き戸で玄関とリビングを仕切りました。
引き戸を閉めると別々の空間になりますが、開けると土間から直接リビングに入れます。
2つの部屋を用意するところ、1つの部屋を引き戸で仕切って、共有できるようにしました。
【面積のムダを無くす】
玄関の面積を部屋の一部として使用することで、リビング自体が広がります。
玄関はもちろん毎日使う場所ですが、もっと有効利用したいところ。
家族が使う空間として、ムダを無くす考え方です。
【動線のムダを無くす】
空間のムダが無くなるだけでなく、壁がないことで導線が短くなります。
玄関を通るためにぐるっと回って玄関を利用する。
この固定観念を無くし、壁の代わりに引き戸を設置しました。
動線が変わり、時間のムダも無くなります。
毎日使うということを考えると、とても大きなメリットです。
【まとめ:コンパクトな家を上手につくる】
特に土地が高価な場所や狭小地のプランなどには有効な考え方です。
発想の転換やいろいろな空間を共有すれば、面積や動線のムダが無くなります。
玄関は他人も出入りするので、仕切りとして引き戸をつけました。
もし、思い切って引き戸も無くせばコストダウンにもつながります。
もっと考え方を柔軟にすると、いろいろな暮らし方ができるはずです。
家は高額ですが、コンパクトに住むプランニングにすればムダを無くして住みやすい家ができます。
玄関のアイデアについてもっと知りたい方はこちら
【建築家ならではのプランニング】
空間をどう利用するか?を意識したプロのプランニングで家づくりを!
自分の要望だけでこうしたプランはできません。
要望を整理し、誰が、いつ、どの程度の頻度で使うか?など
その家族の生活や使い勝手に合わせて
聞き取りした要望を提案に変えてくれるのが
建築家との家づくりです。
空間デザインがわかる建築家だからこそ、
平面だけでないプランが実現するし、
空間のムダをなくし
プランニングや材料を考え
必要なコストダウンをする事で
導線を意識した使い勝手の良い家が予算内でできます。
場所別ギャラリーとして
各部屋をまとめた画像集もこちらからご覧ください。
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