【こだわりのトイレ】後悔しない作り方
トイレは1日に何度も利用するとても大事な場所。
家族だけでなく訪れた人も利用するので、小さな部屋とはいえこだわりたいですよね。
今回はトイレをワンランクアップするためのアイデアです。
トイレ作りで気になるポイントは?
まず、トイレを作るとしたら何が一番気になるかお客様に聞いてみました。
その結果がこちら。
- 使い勝手(便器の種類や手洗いのタイプ)
- 掃除の事(室内の素材や機器)
- 部屋としての作り(他人が使う事、個人的な好み)
- その他(何が気になりますか?)
どれも、それほど大きな差は出ませんでした。
人によって気になるところが違うということですね。
④のその他で一番多かったのは「広さ」「窓」「居心地」です。
中でも③に深く関係している居心地を気にしている方が多いことに、トイレの作りの大切さを感じました。
④のその他では、「臭い」「機器」「BGM」「音」「明るさ」なんていうご意見も頂きました。
トイレは用を足す所というより、落ち着けて居心地の良い、普通の部屋と同じように考えるべき場所といえますね。
これらの悩みを解決してトイレをワンランクアップできるアイデアをご紹介します!
間接照明
トイレの居心地を良くするために、間接照明を仕込んでみるのはいかがでしょうか?
この家では、トイレの壁を少し前に設置して後ろに照明を仕込み、壁全体を間接照明にしています。
設計:一級建築士事務所sign
落ち着いた空間でゆったりした印象を受けますね。
これだけで、トイレがくつろぎ空間に変わります。
タイルのアクセント
最近はタンクレスのトイレを選ぶ方が増えてきました。
後ろにタンクがない分大きさは小さくなりますが、手洗いがないため別に付けることになります。
設計:(有)ミサオケンチクラボ
この家では、水道の後ろに、ちょっとしたタイルのアクセントをつけました。
こうすれば、防水も兼ねつつ好きなデザインが取り入れられますね。
遊び心があって、他の人と差をつけられる素敵なアイデアです。
棚やペーパーの位置を工夫する
日に何度も入るトイレ。
家族にとって多少使い勝手も違います。
また、右利き、左利きでもトイレットペーパーの場所が変わります。
狭い空間だから腕の曲げ方によって、高さや位置も違います。
家族の使い方を考えて、快適に使えるトイレを考えてみましょう。
- 座る時の動作
- 座った時のスペース
- トイレットペーパーの場所、向き
- コントローラーの場所
- 洗面の形、大きさ
- タオル掛けの位置、形状
好みもありますし、全体のコーディネートもあります。
トイレは訪問者も使うのでワンランク上の出来るトイレにしたいですよね!
スマホを持っている人には、小さな棚も必要です。
このトイレは手洗いの棚をそのまま伸ばしスペースを考えて便器に向かって、細くなる三角の形状で棚を設置。
決してお金をかければ良いわけではなく、ローコストでもちょっと技ありのトイレができます。
トイレ作りのポイントについてもっと知りたい方はこちら
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