風呂を作るときのいろいろなアイデア【快適な浴室作り】
お風呂は体を洗うだけでなく、1日の疲れをとったり、体を温めたり、毎日の楽しみという人も多いのではないでしょうか。
一方で、入るのが面倒くさいという方もいますよね。
そんなお風呂も既製品をそのまま導入するのではなく、ちょっと工夫することで大好きな空間に変わります。
今回は、アイデアいっぱいのお風呂を一挙公開します。
季節で楽しむ風呂
露天風呂なんて、温泉旅館に行かないと無理なんて思っていませんか?
このお家は大きな窓を取って、季節を感じながら露天風呂風にしました。
夏はひさしをふさげば日を遮られるので、暑くなりません。
また、冬はこの状態で光を入れれば明るく開放的に入れます。
設計:和田修二環境建築工房
坪庭につなげる
浴室から見える坪庭は、あるだけで空間の効果は大きいものです。
洗面所からも坪庭の緑が見えるようにしてみました。
また、外側から直接お風呂に入れるような通路にもなっています。
設計:大西憲司設計工房
バスルームの間接照明
1日の疲れを癒す浴室。
メーカーのユニットではなく、材料をひとつずつ選ぶ形を在来と言います。
好きな色合い、風合いの材料を使うことは、空間作りに大事なこと。
それ以外にも、浴室に間接照明を入れるとゆったりと落ち着いた空間になります。
お風呂のかたち
お風呂にこだわりたい人もいます。
ラウンドバスにテレビ。
何とも言えず落ち着けて、長湯になりますね。
換気の必要な所でもあるので、窓も必要です。
視線が気になる場所は、外ブラインドを設置することもできます。
バスコートのある浴室
お風呂は癒しの場。
バスコートを作ると室内の広さを感じるゆったり露天風呂。
洗面所からの動線が近いこのコートは、目隠しした洗濯物干場にもなっているんです。
2つの用途を持たせることで、空間をムダにせずに有効活用しています。
風呂の条件
お風呂の仕様って考えたことありますか?
- バスタブの形 = 形や大きさ、背中の当たり具合など
- ドアの広さ = 車いすの使用などを考えて広くしたい
- 形 =開き戸、折れ戸、引き戸
- 向き =ドアの位置、バスタブの向き
- 窓 =高さやサイズ、付ける位置など
- 水栓 = カランやシャワーの位置、タイプ
- 小物置き = シャンプーなどはもちろん、掃除道具などの置き場所
このように条件はたくさんあります。
ただ、全ての条件に合うメーカーはまずありません。
メーカーにする場合はその仕様に合わせてプランを変更するか、その仕様を選んで作るという選択もできます。
外壁の材料でバスルームの壁を作る
ユニットバスではなく、バスタブや壁材などを自由な材料で作る在来工法で作る場合があります。
多くの場合、壁はペンキやタイルを使います。
このお風呂はガルバリウム鋼板という、通常外壁に使う材料で作りました。
天井も同じ材料を使い、少し傾斜をつけて水滴を片側に流すようにしています。
外壁は雨にも強いので、浴室とは相性のいい材料。
最近はいろんな色がありますし、メンテナンスフリーなので汚れにも強く、質感が好きな方ならアリかと思います。
水滴が落ちる方向に素材を使えば、掃除もラクではないでしょうか?
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